木曜日, 3月 22, 2012

生まれ変わった子どもたち!

とっても嬉しいことがありました!
あるクラスのお話です。


元気な子供たちが多いこのクラス、
なかなかレッスンが進まず、どうしたらいいか・・・
いつもいつも考えていました。

レッスンの前にはかくれんぼをするし、
「母音」という言葉には過剰反応するし、
挙句に、ゴロンと横になってしまう子も。

ほめても、ちょっと強い言葉を使っても、
どうしてもいい方向に向かなかったのです。。。


1月から「自分で学ぶ英会話教室」になって
英語学習に気持ちをFocusさせられるように、
いろいろお話をしてきました。

発表会最初のころも、どうしても殻が破れず、
ごっこ遊びをすることができず、とても時間がかかりました。

でも、しつこい(?!)Ms.サイカミにあきれたのか、
次第にごっこ遊びをするようになり、
発表会では、とても素晴らしい劇を完成させることができました。


そして、昨日のレッスン。
ある一人の子が、
「クラスの子が他の英語教室に行っていて、自慢してくる」
というのです。
「もう英検だかグレードだかをとったって自慢される」。

そして、「僕ももっと頑張りたい!」と言ってくれたのです!!!


もうこの瞬間「待ってました!!!!!!!!!!!」

そして、このクラスの状況をきちんと話しました。
今まで、どんな状態でこうなって、今から何が必要か。

そして、「どうして英語をやってるの?」
「英語をして何が一番大切だと思う?」 とも聞いてみました。

すると「英検に合格する!」
「英語のテストができるようになる!」との答え。


ですから、みんなに大切なことをきちんと伝えました。
「英語の一番大切なことは英語が伝わるということです!!
どんなにテストの成績が良くても、コミュニケーションの手段として
使えなかったら、全く意味がないのです!」

そこが一番大切なので、英語劇で、大きな声で、
あの物語をお客さんに伝えられた子どもたちは
本当にすごいと思っているのです。

だから、子どもたちには「自信を持ってほしい」と伝えました。

英語の試験などは、英語力を客観的にはかるためだけのものです。
大切なのは自分の気持ちを世界中の人々に伝えられるかどうかです!!

そんな話をしてからはじめたレッスンでは、
本当にみんながFocusしていました。

そのうち一人の子が集中が切れ、ノートに落書きを始め、
みんなを巻き込もうとしたのですが、
あとの子は、その子に引きずられることもなく、
最後まで Focus, Attitude, Anticipationをもって、レッスンができました。

感動しました。

このクラスの成長の時期が来たのです。
待っていてよかった!!!

来週のクラスビジットで、使えるフレーズも
しっかり習得してレッスンを終えました。

Kate先生がこのクラスの英語を聞いて、驚く顔を早くみたいです!


「やる気」も「やりたくない気」も感染します。
一人でも強力な「やる気」を持った子がクラスにいると
クラスがガラッと変わります。

今日の「やる気」をクラス中に広めて、
これから、熱血クラス一直線です!!



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