月曜日, 2月 26, 2007

実りの多い研修でした~

先日のブログにも少し書きましたが、週末は東京に
研修の為に行ってきました。
小学校英語講師認定の為の研修で、
土日10時から6時までびっしり詰まったプログラムでした。
このような研修に出席するのは初めてだったので、ちょっと不安でした・・・。
セミナー出席者は300名、会場は満員でした!
そこで、小学校教諭を目指している大学生や帰国子女の方に出会ったり
セミナー以外でもとても素敵な経験が出来ました。                                        熱気のある会場の様子

内容は現在の英語教育の現状報告からコミュニケーションスキルまで
様々なセミナーがあり、いろいろな先生のお話を聞くことが出来ました。
英語の書籍を多く書いていらっしゃるロバート・ヒルキ先生や                                        お忙しいロバート先生と

NHKレッツスピークのパーソナルトレーナーでいらっしゃる
岩村圭南先生のセミナーもありました。
そのほかの先生方も、皆様とても魅力のあるお話を聞かせていただき、
本当に充実した時間をすごすことが出来ました。
先生方は日本の英語教育に関してとても危機感を持っています。
アジアで英語を早期に導入していない国は日本だけです。
今英語は公用語として、違う言語の国の人々の
コミュニケーションの手段になっています。
それなのに、日本人だけ相当の努力をした人しか英語をしゃべれないのです。
こんな現実をこれからの子ども達のために自分達の手で
どうにかいい方向に向けていこうという先生方の思いには頭が下がる思いです。

また、セミナーによっては自分の子育てと重ねてお話を聞いて、
耳が痛かったり、目からうろこが落ちたり・・・・
レッスンのワークショップでは新しいレッスンアイディアをいただいたり・・・
本当にお金と時間をかけてわざわざ研修を受けに来てよかったな
と思いました。

この研修を受けたあと小学校英語講師の認定を申請すれば
文部省が英語指導者として考えている地域の人材として、
小学校で教えることが出来るわけです。
けれども小学校では必ずしも英語を歓迎しているわけではない
との現状も知りました。

現在の文科大臣はいろいろ失言で話題になっているあの内閣の方ですが、
就任早々「英語は必要ない」と堂々と発言していたのが思い出されます。
英語を小学校から導入しようとがんばってきた方々の努力を一言で
打ち消された瞬間ですね。
必要ない理由は「美しい日本語が話せないうちに、外国語は必要ない」
ということらしいんですが、美しい日本語って・・・あの数々の失言のことでしょうかね?!

大臣の発言はさておき、今後の子ども達の未来のために
英語教育は早期導入が必要だと改めて感じました。
でも、行政の行うことはそんなに早く進まないのでしょうね・・・。

とにかくいろいろ考えさせられた2日間でした。
これからの子ども達のために私も英語の教育について
もう少し突き詰めていきます!
皆様どうぞお付き合いくださいまし!

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